登場人物
竹園祐二様クライアント
個人事業主として人材紹介・不動産仲介・制作・研修事業を展開。事業の根幹に関わる深いコミットを古谷野に要望。
古谷野支援者(本人)
組織構築・データ整備・財務自動化を担当する外部パートナー。今回は役割の深化と報酬指標の考え方について説明。
決定事項・合意事項
- 古谷野は単なる相談役ではなく、事業の役員のような立ち位置として、ミッション・ビジョン・バリューの言語化やメンバー間の価値観の翻訳を含めて積極的に関与する方針で合意した。
- 報酬のパフォーマンス指標には、一般的な「営業利益」ではなく「売上総利益」を用いる。人件費・広告費のコントロールで変動しやすい営業利益を指標にすると、報酬確保のための不自然なコスト削減が起きるリスクがあるため。
- 広告費(特に求人広告)を売上総利益の計算から分離して扱うかどうかは、当面は複雑な定義を作らず現状のシンプルなモデルで進め、将来的に必要が生じた時点で改めて協議する。
- ビジネス環境の変化に備え、契約は短期で更新する形にし、状況に応じて再交渉できる余地を維持する。
- 最終的な投資判断(人材・広告への投資など)はあくまで竹園様が行う。古谷野の役割は「投資の原資を増やすこと」と位置づける。
タスク・宿題・ネクストアクション
古谷野 側
| タスク | 内容 | 期限 |
|---|---|---|
| ミッション等の策定支援 | ミッション・ビジョン・バリューを言語化する際のアシスト・翻訳を行う。 | 継続対応 |
| 契約書作成 | 契約書の叩き台を作成し、合意事項や調整が必要な箇所を含めて竹園様へ共有する。 | 近日中 |
竹園様 側
| タスク | 内容 | 期限 |
|---|---|---|
| 求人広告準備 | 求人広告の準備と納品、掲載に向けた準備を行う。 | 近日中 |
報酬指標の考え方
「売上総利益」を採用した理由の整理。
営業利益ではなく売上総利益を使う理由。現在のビジネスモデルでは人件費が主たる費用となるが、これは会計上は販管費に含まれる。営業利益ベースで報酬設計を行うと、人件費や広告費の圧縮によって報酬側に有利な数字を作れてしまい、報酬の透明性が損なわれる恐れがある。売上から原価を引いた売上総利益をベースにすることで、事業の構造を適正に管理し、中長期的な視点での成長を促せると考えている。
特定個人への依存リスク。特定の個人の売上に依存したモデルはリスクが高い。報酬設計において個人のアウトプットに依存しすぎると、報酬を低く抑えるという動機が働きかねないため、属人性に頼らずシステムとして利益を生み出せる仕組み作りが重要という考えを共有した。
過去の実績。古谷野が過去に携わった別の支援先で、売上総利益率の改善と販管費の削減(約20%)を行い、経常利益が年間1億円規模で回復した実績を紹介した。無駄な設備費や交際費の見直しなど、あるべき投資判断を行った結果であり、今回の支援でも同様の健全な経営体制を目指す考えを伝えた。
いただいたご意見
- →業務負荷について業務が多岐にわたり多忙であるというお話があった。業務を標準化してテンプレートやマニュアルを作成し、将来的に他の方へ任せられる状態を目指す方針で合意した。
その他の情報共有
ミッション・理念。ミッションは「新たな価値を創造することで、作り手、発注者、社会という三方に豊かさを届け、共に分かち合うこと」、理念は「先に動き、相手の想像を超えた時に手応えが生まれ、次の挑戦の機会が生まれる」という循環を重視する内容で共有いただいた。今後ビジョン・バリューの具体化を進めていく。
紹介事業・採用の方針。紹介事業の免許取得を目標に掲げ、求人・人材紹介を外部委託から内製化へシフトする方針を確認した。紹介事業の売上として130万円が見込まれ(うち90万円は確定)、月商100万円を安定的に超えることを目標としている。
健康管理について。継続的なパフォーマンス発揮のために心身の健康管理が重要であるという点を確認した。
お支払いの見通しページの確認。提案資料「お支払いの見通し」欄に記載の「32」という数字について確認があり、単価4,000円×80時間で算出される値下げ前の初期構築費用の月額単価(32万円)を指すものであることをご説明した。すでに合意済みの初期構築費用48万円(8〜10月の3ヶ月分)とは別の、値引き前の参照値。あわせてポータルサイトの完成・活用開始についても報告した。